3rd November 2020
担当:有賀 貴志
このセッションでは、港湾および水路のプロジェクトにおけるこれまでと現在の活動について説明が行われた。現在、WP 2の要件分析、 WP 3のIFC拡張の開発が完了し、WP 4のドキュメントとガイドラインの作成を継続している。WP 5は展開プロジェクトに関するもので進行中である。インフラルームの展開プロジェクトと合わせて、プロパティセット提案、実業務をベースとする4つのユースケース(キャパシティ分析、係留分析、アセット管理、シップロック)の概要が説明された。その中で、モデルを5つに区分し、モデルの関係、フォルダ構成、命名規則の提案がある。また、港湾および水路の今後の展開についてIFCエンタープライズ・プラットフォームを将来のエコシステムとしての発展を目指していることが説明された。プラットフォームに人工知能と知識処理を組み込んで、知識のオーケストレーションをサポートする、プラットフォームは、ファイルベースのシステムの概念を取り除き、その情報のさまざまなビューを持つ、より統合されたプロジェクトモデルを扱う、などの計画と開発状況を示した。