2nd November 2020

担当:栗原 哲(日本オラクル)

建設プロジェクトに係る組織の多くは共通データ環境(CDE)の必要性を認識しているが、CDEとは一体何なのかについてはまだ明確ではない。このセッションではDIN SPECに基づくCDEについての以下の3つの原則を概説し、「真のCDE」としてのOracle Aconexによる具体的なユースケースを含め紹介している。

Single Source of Truth:CDEは、建設情報を一元化し唯一の正の情報基盤として機能する必要がある。その上で、すべてのプロジェクト参加者が簡単に必要な情報を共有できるプラットフォームでなければならない。

Data Management:CDEは、建設プロジェクトに係るデジタルプロセスをすべてコントロールすることが必要

Fair Access to Data:CDEはマトリックス型システムで、ユーザが中立的に利用できること、ユーザ組織ごとに閉じたデータ領域を持つことなどによって全てのユーザに信頼されるプラットフォームであることが重要である。